
ブラックジャックの遊び方と基本知識【初心者入門】
目次/Contents
ブラックジャック(Black Jack)とは!?
ブラックジャックは、トランプを利用して遊ぶカジノゲームの一種。
単純なルールでありながら駆け引きの奥深さがあり、カジノ初心者から上級者まで世界中で大変高い人気を誇る。
プレイヤー(自分自身)とディーラー(対戦相手の胴元)の1VS1で戦うゲームのため、テーブルに複数のプレイヤーが着席していても、ディーラーと自分自身の1VS1での対戦が基本となる。
手元のカードの数字の合計が21を越えないようにしながら、プレイヤーはディーラーよりも高い点数となる事を目指して行くゲーム。
ブラックジャックの事を、21(トゥエンティー・ワン)と言うこともある。
ブラックジャックの起源
ブラックジャック(Black Jack)の起源は、18世紀のフランスで誕生したカードゲーム『ヴァンテアン(フランス語で21の意)』や『トラント・カラント』、その他イタリアで誕生した『ポントゥーン』などのカードゲームに由来すると言われている。
これらのゲームが19世紀にアメリカに渡り、名称が『ブラックジャック(Black Jack)』へと変化したと言われている。当時のアメリカはギャンブルに対しての禁止令が敷かれている中、裏で庶民によって賭け事としてのブラックジャックが広まって行く。
1931年のアメリカネバダ州におけるブラックジャックの合法化をきっかけに、ルールが統一されながら世界中にゲームが知れ渡る事になる。
ブラックジャックにおける基本知識
▼ブラックジャックの基本的な考え方▼
ブラックジャックは、21を超えないようにしながら、手持ちカードの合計点数を出来る限り21に近づけて行くゲーム。
*あなたの手持ちカードの合計点数がディーラーの数字を上回れば勝利、下回れば敗北となる。
*手持ちカードの合計値が21を超えてしまうと、無条件で敗北となる。
*手持ちカードの合計値が21を超えるまでは、カードを何枚でも引く事が出来る。
ブラックジャック特有のカードの数え方
①A(エース)
A(エース、数字の1)は、1または11のいずれか都合の良い方で数えます。
②2~10
数字の2~10は、その数字の値の通り2~10と数えます。
③絵札(J、Q、K)
絵札(J、Q、K)は、3枚とも10として数えます。
覚えるべきブラックジャック用語
- ベット(BET)
・チップや現金を賭ける事。上乗せする事。 - ディーラー(DEALER)
・ゲームの進行や、チップの配布回収などを行う役割のスタッフ。 - ディール(DEAL)
・ディーラーが、カードを配ること。 - フェイスアップ(FACE UP)
・プレイヤー全員のカードが見られるよう、カードを表向きに配ること。 - ヒット(HIT)
・カードをもう1枚追加で引くこと。 - スタンド(STAND)
・現在の手持ちカード以降、カードを引かないで勝負する事。 - パットハンド(PAT HAND)
・カードの合計値が17以上になっており、それ以上カードを引く必要がない状態の手札の事。 - アップカード(UP CARD)
・ディーラーに配られた2枚のカードの内、表向きのカードの事。 - スプリット(SPRIT)
・同じカードが2枚配られた場合に、手札を2つに分けてそれぞれの手札に対して賭ける事。 - リ・スプリット(RE SPRIT)
・スプリットを行なった後再度スプリットの状態になった時、さらに手札を2つに分ける事。 - ダブルダウン(DOUBLE DOWN)
・次のカードを引く前に、賭けている金額を倍にする事。勝てると確信している手札の状態の際に行われる。 - インシュアランス(INSURANCE)
・ディーラーの表向きのカードが「A」の場合に、そのディーラーの手札がブラックジャックになる事に最初の賭け金の半額を保険として賭ける事が出来る。 - ブラックジャック(BLACK JACK)
・カードが「A」と、「10」「J」「Q」「K」のいずれかのカードの組み合わせになる事。 - バースト(BUST)
・手札の合計値が「21」を超えてしまった状態の事。 - プッシュ(PUSH)
・プレイヤーとディーラーが引き分け(手札の合計が同じ数字)の状態になる事。 - サレンダー(SURRENDER)
・最初の2枚が配られた時点で、勝てないと判断し降参すること。
ゲームの流れ
①チップを賭ける。
まずはじめに、1回のゲームで賭けるチップを賭けます。
それぞれのテーブルにミニマム・ベット(最低賭け金)が存在するので、それ以上のチップをかけましょう。
②カードを配る
プレイヤーとチップが出揃うと、ディーラーは、ディーラー自身とプレイヤーにそれぞれカードを2枚ずつ配ります。
プレイヤーのカードは2枚とも表向き、ディーラーのカードは1枚を表、1枚を裏向きで置きます。
③プレイヤー側が動作を決める
プレイヤーはカードが配られたら、配られた自身のカードと表向きになっているディーラーのカードから展開を予想し、アクションします。
基本はヒット(カードをもう1枚引く事)、スタンド(カードを引かず現在の手持ちカードで勝負する事)のどちらかを選択します。
ここで応用の動きとして、インシュアランス、ダブルダウン、スプリットなどの動作を選択する事も可能です。
④ディーラー側が動作をする
ディーラーは、手札カードの合計値が17以上になるまで、ヒットを行います。手札が17以上となった時点で、ディーラーはスタンド(カードを引かず現在の手持ちカードで勝負する事)の状態となります。
⑤手札確定後、ディーラーの裏向きカードを公開
それぞれの手札が確定したら、裏向きにされていたディーラーのカードを公開します。この時点でディーラーがバースト(21を超えている状態)であればプレイヤーの勝利となります。
⑥勝敗の決定
ディーラーの裏向きのカードが公開され、バーストでなかった場合、プレイヤーとディーラの手札を見比べて、ゲームの勝敗が決定します。
17〜21の数字の範囲で、数字の大きい方が勝利となります。
⑦チップの配当
勝敗が決定すると、結果に沿ってディーラーはプレイヤーにチップの配当を行います。
基本的には、プレイヤーが勝利すると賭けチップの2倍が配当され、ディーラーが勝利するとプレイヤーの賭けチップは全て没収となります。
プレイヤーがインシュアランスなどの応用の賭け方を選んでいた場合は、そちらを加味してのチップの配当となります。
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