
【永久保存版】バカラの基本知識と遊び方(初心者必見)
目次/Contents
バカラ(Baccarat)とは!?
バカラは、トランプを利用して遊ぶカジノゲームの一種。
メディアや報道によく取り上げられるほど、多くの人々が虜になる魅力的なゲーム。
バンカーと、プレイヤーという仮想の2人がバトルを行い、
バンカーが勝つか!?
プレイヤーが勝つか!?
を予想するシンプルだが奥深いゲーム。
余りにもカジノにおいて有名である事から、「キング・オブ・カジノ」「カジノの王様」などの異名を持っている。
バカラの起源
バカラは、1500年頃のイタリア発祥のゲーム。
イタリア語で「ゼロ・破産」を意味し、各国の貴族達が夢中で遊んでいた事で知られる。
イタリアからイギリス、フランスなどのヨーロッパ各地へ伝わり、その後世界中に広まっていった。
19世紀頃には現代のルールが出来たと言われている。
アメリカでは歴史が浅く20世紀後半になってから流行し、儀式的な内容を省いた「ミニ・バカラ」が貴族から一般庶民にも伝わり、一般庶民の間でも広く楽しまれる事となった要因と言われている。頻繁にニュースなどで話題になる事から、いかに人々が熱狂してしまうゲームであるかが読み取れる。
バカラにおける基本知識
▼バカラの基本的な考え方▼
バカラは、バンカーとプレイヤー(右と左)で、どちらが9に近い数字となるかを当てるゲーム。
最初に2枚のカードが配られた後、追加で1枚のカードを引く場合と、引かない場合がある。
合計で最大3枚のカードの合計数を競い合い、下1桁の数字が大きい方が勝利となる。(=9が最も強い)
バンカー側が勝つか、プレイヤー側が勝つか、引き分けかの3パターンがあり、ゲームの結果がどれになるかを予想してチップを賭ける。
(プレイヤー、バンカーは架空の存在としての勝負を行うため、プレイヤー側が勝ったからと言って特段何かがあるわけではない。)
覚えるべきバカラ用語
- バカラ
・ゲームの中での”バカラ”とは、最悪の手のことを指す。最悪の手とは、”0″の事である。 - ヒット(HIT)
・カードをもう1枚追加で引く事。 - スタンド(STAND)
・現在の手持ちカード以降、カードを引かないで勝負する事。 - タイベット(TIE BET)
・ゲームの結果が引き分けになることにベットする事。 - ベット(BET)
・チップや現金を賭ける事。上乗せする事。 - ディーラー(DEALER)
・ゲームの進行や、チップの配布回収などを行う役割のスタッフ。 - ナチュラル9(NATURAL NINE)またはグランド・ナチュラル(GRAND NATURAL)
・初めに配られた2枚のカードの合計が、最強の”9″の状態である事。 - ナチュラル8(NATURAL EIGHT)またはプチ・ナチュラル(PUTI NATURAL)
・初めに配られた2枚のカードの合計が、2番目に強い”8″の状態である事。 - サイドベット(SIDE BET)
・プレイヤー、バンカー、タイの3つの基本の賭け方以外の賭け方。 - ピクチャー(PICTURE)またはフェイスカード(FACE CARD)
・絵札(J,Q,K)のこと。 - スクイーズ(SQUIES)
・カードをめくる(絞る)こと。ゆっくりとめくる事で、ゲームのワクワクドキドキを楽しめる。 - カードシュー(CARD SUE)
・カードを入れておくケースのこと。 - ル・グランデ(LU GRANDE)
・手札の合計が”9″になる事。 - デック(DECK)
・デッキ数のこと。ジョーカーを除く52枚を1デッキと数え、バカラでは通常8デッキが使われる。
バカラ特有のカードの数え方
①A(エース)
A(エース)は、”1″として扱われます。
②2〜9
2〜9のカードは、描かれている数字の通り、”2~9″として扱われます。
③10、絵札(J,Q,K)のカード
10と、絵札(J,Q,K)のカードは、0または10として扱います。
(下一桁は0なので、”0″”10″のどちらを選んでも計算時は同様である。)
ゲームの流れ
①掛け金をベットする。
これから行われる勝負の行く末を予想します。
「バンカーが勝つ」「プレイヤーが勝つ」「引き分け」の3つのどれになるかを予想して、予想をした場所にチップを置くのが基本となります。
<基本的な配当の考え方>
「プレイヤーが勝つ」に賭けて勝利→2倍
「バンカーが勝つ」に賭けて勝利→1.95倍
「引き分け」に賭けて勝利→8倍
<チップを置く場所>
プレイヤーが勝つと予想→PLAYER
バンカーが勝つと予想 →BANKER
引き分け →TIE
予想をする際に、過去の勝敗を記録した、「罫線」というものを利用する事が出来ます。
「罫線」については、後ほど詳しくご説明致します。
②ディーラーにより、バンカーとプレイヤーにカードが配られる
まず初めに、ディーラーとプレイヤーにカードが2枚ずつ配られます。
この最初の2枚でカードの合計が”9″になった場合、”ナチュラル9”となり無敗の手札となります。
(勝ちか引き分けしかない状態。)
③最初に配られた2枚の合計数で、もう1枚カードを引くか決まる。
最初に配られた2枚の手札の合計数によって、ヒット(もう1枚カードを引く事)をするか、否かが自動で決定します。通常はディーラーが自動で識別し、ヒットの必要があればカードを追加で配ってくれます。
この際バンカー側とプレイヤー側では、ヒットをするための基準が異なります。
▼プレイヤー側の動き▼
・合計が0〜5→ヒットする。(もう1枚カードを引く。)
・合計が6〜7→スタンドになる。(追加でカードを引く事は出来ない。)
・合計が8〜9→スタンドになる。(追加でカードを引く事は出来ない。)
加えて、ナチュラルの状態になる。(相手は、追加でカードを引く事が出来ない。)
▼バンカー側の動き▼
・合計が0、2→ヒットする。(もう1枚カードを引く。)
・合計が3→プレイヤー側の3枚目のカードが8以外ならヒットする。
・合計が4→プレイヤー側の3枚目のカードが0、1、8、9以外ならヒットする。
・合計が5→プレイヤー側の3枚目のカードが0、1、2、8、9以外ならヒットする。
・合計が6→プレイヤー側の3枚目のカードが0、1、2、3、8、9以外ならヒットする。
・合計が7→スタンドになる。(追加でカードを引く事は出来ない。)
・合計が8〜9→スタンドになる。(追加でカードを引く事は出来ない。)
加えて、ナチュラルの状態になる。(相手は、追加でカードを引く事が出来ない。)
④2枚あるいは3枚のカードが配られ、勝敗が決定する。
それぞれのカードが出揃ったら、勝敗が決定します。
“下一桁の数字が大きな方”(つまり、9に近い方)の勝利となります。
⑤勝敗によって、チップの配当が行われる。
勝負の勝敗によって、ディーラーがチップの配当または没収を行います。
配当が終了したら、場を仕切り直して次のゲームがスタートします。
バカラにおける、罫線の使い方
「罫線」とは、過去の勝敗を表に記録したものです。
「罫線を知るものはバカラを制す」という言葉もあるように、ゲームの流れを予想する際の重要な指標として用いる事が出来るため、バカラをプレイするのであれば必ず理解しておく必要があると言えるでしょう。
最も一般的な「大路(ダイロ)」と呼ばれるものに加え、「大眼仔(ダイガンチャイ)」、「小路(シュウロ)」、「甲由路(カッチャロ)」など、多くの表の種類があります。
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