日本人プロギャンブラー「のぶき」氏とは一体何者!?

プロギャンブラー『のぶき』氏

最近よくメディアで目にする、
世界を旅する日本人プロギャンブラー、のぶき」こと 新井乃武喜氏 は、1971年東京生まれ。
17年間で世界82カ国を渡り歩きながら、カジノで生計を立てる。全盛期の勝率は9割を達成しており、もはやカジノの神の領域と言われている。

のぶき氏はプロギャンブラーの定義を、「ギャンブルで稼いだお金だけで生きている人」としており、実際に身をもってその生活を実現させている。

生い立ち

彼は高校卒業後に、2年の浪人期間を経て大学に進学。
在学期間中は警備員や営業などのアルバイトを掛け持ち、月収80万円を稼ぎ出す。

大学を卒業して1年が経つ頃には、貯金が1000万円に到達。
本来は起業を目的として貯めた1000万円であったが、大学の卒業旅行でラスベガスのカジノに行き、80万円を100万円にしてカジノの旨味を知った彼は、カジノの世界に入り浸る。

卒業旅行の翌年に再度ラスベガスのカジノをうかがった際には、100万円の軍資金を倍の200万円にし、大勝する。

彼の決意

2度に及ぶカジノでの勝利にすっかりカジノに魅せられたのぶき氏はその後、「プロギャンブラー」になることを決意し、1000万円の貯金を元手に単身でアメリカのラスベガスへ渡る。

カジノへ通う中で、その全てを「ブラックジャック」に絞った彼は、ラスベガスでカジノの近くの安宿にこもり、カジノの専門書を読み漁りながら一人でロールプレイングを行い、独学でカジノの必勝法を学んでいく。

その道のりは大変困難であったもののうまくいかなかったが、一度日本に引き上げた際に、突然必勝法のひらめきが舞い降りたと彼は語る。

-プロギャンブラー-の誕生

彼の考え出した必勝法とは、

「本に書いてある通りにやっても勝てないのだから、本に書いてあるセオリーの反対の事をやってみてはどうだろう?」

というものだ。

気づきを得たのぶき氏はニューオーリンズにあるカジノに飛び込み、彼の編み出したカジノ理論を試していく。すると資金はみるみるうちに増えて生き、ついには稼ぎすぎてカジノから追放されてしまう。

正式に「プロギャンブラー」の誕生した瞬間だ。

ポーカーへの転身

彼はその後カジノで稼いで生計を立てていく中で30歳を超えた頃、ブラックジャックからポーカーへ種目を切り替える。

「日本にもポーカープレイヤーが何名も存在しているように、本来はブラックジャックよりもポーカーの方が勝ちやすい。ポーカーの中でもセブンカードスタッドポーカー、ノーリミットテキサスホールデムポーカーの2種が勝ちやすい。」と彼は語る。

またその頃の彼は、カジノへ3ヶ月通えば1年分の生活費を稼ぐことができたようだ。
一年の大半を遊んで暮らす事の出来る、まさに一握りの成功者が掴み取る事のできる最高の人生が彼を待っていた。

プロギャンブラーからの引退

その後「プロギャンブラー」として世界中のカジノを放浪した後、2012年9月に日本に帰国。帰国を機にプロギャンブラーを引退する。

引退はしたものの、これまでのプロギャンブラーとしての体験を元に、様々な会社からトークイベントなどの依頼が殺到し、講演会や出版などを行う。

彼のカジノ論、ギャンブル論はビジネス等の実社会にも通じるものが多く、評判もとても良い。

彼の著書には、「勝率9割の選択」(総合法令出版)「ギャンブルだけで世界6週」(幻冬社)などがある。あなたがプロカジノプレイヤーを目指すのであれば、必読書といっても過言ではないだろう。

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