【カジノ×老人ホーム?】賛否両論のカジノ型デイサービスとは

【カジノ×介護】カジノ型デイサービス

デイサービス(Day Service)とは!?

デイサービス(通所介護)とは、老人ホームなどの施設へは入所せず、昼に日帰りで利用できる介護サービス施設のこと。お年寄りが食事や入浴、レクリエーションなどを通して日常生活の支援や機能訓練などを受けられる。

介護×カジノが一体化


(出典:デイサービスラスベガス)

デイサービス施設にカジノゲームを取り入れた「カジノ型介護施設」が新しく登場し、注目を集めている。東京、埼玉、愛知などを中心に施設を展開する「デイサービス ラスベガス」は、カジノゲームを通じて脳機能の活性化やコミュニケーションを計り、新しい介護施設のあり方を提唱している。平成30年10月1日現在、同施設は日本全国に20店舗を構え、その勢いは止まらない。

実際のお金を賭ける訳ではない

「カジノ型介護施設」では、実際のお金を賭けるのではなく施設内で用意された専用のゲーム用チップ、おもちゃの通貨「ベガス」が利用される。負けても実際のお金が減ってしまう訳ではないので、気軽にゲームを楽しむことができる。

“カジノ”と名前はつくものの、現状の介護施設で将棋や囲碁、オセロなどが行われているのと同様に、カジノゲームを通じて行うレクリエーションの一種であると言えるだろう。

なぜ、「カジノ」なのか!?

既存のデイサービスにおけるレクリエーションの定番メニューでは「計算ドリル」や「塗り絵」などの一人で作業をするだけのものも多く、高齢者の方の中ではそれらを”つまらない”と感じる方が少なくありませんでした。

また、「恥ずかしいから」「人と話をするのが苦手だから」などの理由でデイサービス施設などの介護施設の利用を敬遠している高齢者も多いようです。

これらを改善するため、利用者が自然にコミュニケーションを取ったり、楽しみながら脳機能の活性化を行う可能性を秘めているという事で”ゲーミング理論”を取り入れた「カジノゲーム」に着目したとAce Next株式会社の森代表取締役は語ります。

実際のところ、利用者はどう感じているのか!?

実際にカジノゲームを取り入れた、デイサービス施設を利用している高齢者の間では、他のデイサービス施設に比べ、「楽しい」「会話が増えた」「元気になった」「楽しみが増えた」などの声が多く上がり、新しいスタイルの介護として、注目されているようだ。

東京都杉並区における調査でも、要介護認定後の維持・改善率がカジノゲームを取り入れたデイサービス施設の利用者は著しく高いとのデータが出ている。

視覚や聴覚を刺激するパチンコ・スロットなどや、勝負に”思考力””判断力”などが求められるテーブルゲームは、楽しみながら脳機能を活性化させるのに有効であると断定しても過言ではなさそうだ。

だが、反対意見にも耳を傾ける必要がありそうだ。

これだけの効果が期待されているカジノゲームを取り入れたデイサービス施設であるが、反対意見の存在も忘れてはいけない。

反対意見を唱える者達の間で最も大きな勢力を占めるのが、”ギャンブル依存”における問題だ。

ギャンブルには少なからず依存性があるため、娯楽の少ない高齢者にとって依存症になる可能性は決して無いとは言えない。また、実際のお金を賭けずに行うデイサービス施設に対して物足りなく感じた利用者が、実際のお金を賭けて行うカジノやパチンコ・スロットなどのギャンブルにはまってしまう可能性も考えられる。

メリット、デメリットの両極面からこれらのサービスについてしっかりと考えていく必要がありそうだ。

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